最近、すっげー迷走してたZenith Bant。
自分のデッキの原点に帰った結果、ビートダウン要素をもっと意識すべきだと強く思った。
即ち、T2にはクロックになり得るクリーチャーをプレイし、チャンスがあればそれで殴りきるべき。

そこをサポートするカードとして、思案2の採用も必須。
特に、今の環境はT3までの手数が本当に重視されるため、マナ加速もしくはピッチカウンターが非常に重要だし、根本的にT1に何もプレイしないことは非常に勿体ない。
そう言う意味でも思案は大事だし、加えてマナ加速として教主4・頂点3、ピッチカウンターとしてMステ4積みとした。

ビートってことで、本当ならタルモは4積みしたいんだけど、隙間がどこにも無いので無理だった。
「賛美猫は今の環境多めが強いんじゃないのか?」って思う人もいるだろうけど、個人的にはそう思わない。
何故なら、タルモ/KotRあたりとは全く殴り合い出来ないし、PWに触れないから。
他に置物対策が出来るユーティリティがあるのなら、賛美猫は必要最低限の枚数で良い。
そして、そのユーティリティとして、万能に近いパーマネント対策である忘却の輪を採用。
りょーちんさん理論と一緒で、自分も本当に欲しいカードは6枚ずつは採用する主義。
なので、除去6枚=StP4+輪2、ドロー操作6枚=BS4+思案2、置物対策6枚=賛美猫1+頂点3+輪2、と言ったように6枚づつの割り当てにした。


クリーチャー (19)
4 貴族の教主/Noble Hierarch
4 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
2 タルモゴイフ/Tarmogoyf
1 漁る軟泥/Scavenging Ooze
1 クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
3 聖遺の騎士/Knight of the Reliquary
3 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
1 ドライアドの東屋/Dryad Arbor

エンチャント・アーティファクト (4)
1 光と影の剣/Sword of Light and Shadow
1 殴打頭蓋/Batterskull
2 忘却の輪/Oblivion Ring

インスタント・ソーサリー (17)
3 緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith
2 思案/Ponder
4 精神的つまづき/Mental Misstep
4 渦まく知識/Brainstorm
4 剣を鍬に/Swords to Plowshares

土地 (20)
4 霧深い雨林/Misty Rainforest
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
1 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 Tropical Island
1 Savannah
2 Tundra
1 森/Forest
1 Karakas
3 不毛の大地/Wasteland


サイドボード
1 ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg
1 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
2 エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 悟りの教示者/Enlightened Tutor
2 流刑への道/Path to Exile
2 呪文貫き/Spell Pierce
4 Force of Will



第1回戦 VS Eva Green ○○
 1本目、後手。石鍛冶⇒殴打頭蓋サーチ。それが通ったかは忘れたが、とりあえず殴り勝ち。
 2本目、お互いスローな立ち上がりだが、自分が先に三人衆にKarakas絡めて殴り始める。相手もKotRを2体並べて来たので、自分の三人衆巻き込んで爆薬3で更地に。その時点でお互いライフ3。そこからのトップ勝負は最終的にKotRを着地させた自分の勝ち。

第2回戦 VS The Gate:くろっぷ君 ○○
 1本目、後手?普通にクロックを並べてビート勝ち。
 2本目、石鍛冶⇒殴打頭蓋サーチ。それを守って勝ち。

第3回戦 VS Bant:今回の優勝者 ×○×
 1本目、先手?こちらのクロック2体がStPで飛ぶが、こちらはStPを引けず。結果、向こうの展開が勝って勝ち。
 2本目、クロックを並べて殴り合いの姿勢だったが、相手がタルモ2を出した時点で、自分のタルモを巻き込んで爆薬2。その後はこちらのクロックが蹂躙。
 3本目、相手はSavannahから教主。こちらの手札には不毛2。相手の手札は色マナが厳しいと想定し、まず不毛。相手の次のアクションは不毛セットし、石鍛冶⇒白黒剣。この時点で確信を深め、更に不毛。が、相手は実はフェッチを次にプレイしてきたため、戦略がガタ崩れ。こちらも展開を図るものの終始マナが足りない状況が終盤まで響いて負け。展開負けした時点で微妙に心が折れてたため、最後はバンザイアタック気味だった。

第4回戦 VS UWB石鍛冶フェアリー:ばねさん ○×○
 1本目、先手。石鍛冶プレイしたら、ばねさん投了。
 2本目、ボブがずーっと除去できず、アド稼がれて負け。StPとPtEはどこ行った。
 3本目、石鍛冶⇒殴打頭蓋サーチ。それを守って勝ち。ただ、相手の三人衆に前方確認され、そのドローで呪文貫きを引いて苦花をカウンターする等、要所での引きが神がかってた。

第5回戦 VS ゴブリン:sugiさん ×○○
 1本目、後手。クロックを並べるが、トランプルが無いため相手のチャンプブロックで時間稼ぎされ、その間に陣営整えられて負け。
 2本目、ラッキーの返しに石鍛冶⇒殴打頭蓋サーチ。それが生きて勝ち。初手に除去が無かったので、石鍛冶を除去されてたら死んでた。
 3本目、教主⇒タルモでビート。非業を途中2回撃たれるが、こちらも除去をちゃんと引いてるのでグダり、最後はこちらのKotRが着地して勝ち。うーん、テラボアが欲しくなるなぁ。


結果、4勝1敗の4位、マッチは9勝4敗。
よーやくまともな結果が残せた。
調整を重ねた結果が何とか出せたようで一安心。

今回はコンボには当たらんかったから法学者とWillは全然活躍せんかったけど、ピアス2はちょいちょい役立って良かった。
キッチンは微妙に見えるかもしれないけど、非業を撃つ相手には意外と良い牽制になるので結構馬鹿に出来ない。
スラーンに比べて3マナと軽いため頂点でサーチしやすく、ライフの即効性もある。
ぶっちゃけ、スラーンは再生用のマナ残してプレイ出来ないんだもん、中々。
それに比べりゃ、自動で1回耐えてくれるキッチンは優秀だよね。
ついでに黒相手に夜鷲と相討ちしてもまだ2/1が残るしな。

ただ、1枚で2枚分という意味なら、証人ももしかしたら選択肢になり得る。
2/1は弱過ぎだけど、サイド後の除去が増えてる状態ならStP/PtEを回収する、というアクションも期待出来るしね。
意外と好きなのが、墓地に落ちてるBS回収して、クロック探しつつ手札の土地を有効牌に変える動きだ。
あとは、仮面の称賛者とかゴルガリの茶鱗も候補だな。
再生持ちは常にマナに負担かけるから、やっぱ戻せるクリーチャーが一番だわ。

ともあれ、そのスロット以外、メイン・サイド共にほとんど不満はないので、しばらくはこれをベースにちょいちょい微調整して行こう。

コメント

sugi
2011年8月22日8:06

恐ろしいほどの脳筋構築で驚きました(いい意味で)
まさか、カウンターがそんなに少ないとは。
ていうか、石鍛冶が4枚も入ってるような雰囲気は微塵も無かったんですが!

4sur
2011年8月22日8:54

Bantのパーマネント触る力は元々高いから、下手にカウンター構えて日和るより、展開しながら時々除去するくらいで良いと思ったら脳筋に。
やっぱクロック無いと勝てないし、特に同型はどっちが横に並べるかが鍵だから、それなりに枚数必要。
何より、昨日みたいにグダってどっちが先にクロックかドロー操作引くかの勝負になった時、枚数多い方が安心だしね。

石鍛冶、君ん時には引かなかったのは偶然(笑)。

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