恐らく、Bant使いであれば、必ず一度は通る問題。
3マナ域のクロックと言う最重要スロットに何を入れるか。
誇張でなく、ここに入れるクリーチャーでそのデッキのカラーは大きく決まると思う。

基本的に、スロットは5~9枚程度が採用可能で、一般的には7枚以下に抑えるのが普通。
それ以上取る場合、4マナ域を削ったりマナ加速の手段を増やす必要があると認識してる。

が、普通に考えて7枚ってスロットは多い方じゃない。
具体的にはKotR4/三人衆3とか入れればそれでおしまい。
他の例としては、最近流行のTNN4/KotR2とか、トラフト4/KotR3といったケースもある。
つまり、2~3種類で分け合うのが通例。

ここで問題なのが、TNNだ。
現状、ことビートダウンという土俵ではTNNの無謬性は群を抜いており、枚数が多ければ多いほど殴り合いには強くなるのが事実。
反面、いかにBlue Countになるとは言え、コンボには無力だ。
そう考えると、TNNをまず3~4枚抑えた上で、残りのスロットに対コンボやTNNと伍せるようなクロックを入れる必要がある。

と言った時、真っ先に候補になるのがKotRとヴェンディ。
思いついた軸で幾つか比較してみる。

 対TNN: ヴェンディ≧KotR。ブロックされない飛行?ブロックせざるを得ないP/T?
 対PW: ヴェンディ>KotR。瞬速と飛行が強い
 対Jund: KotR>ヴェンディ。タフネス重視
 対BUG: ヴェンディ≧KotR。飛行強い
 対RUG: KotR>ヴェンディ。タフネス重視。REB恐い
 対石鍛冶: KotR≧ヴェンディ。頭蓋を超えるP/T?装備品落とせるCIP?
 対Miracle: ヴェンディ>KotR。瞬速強い
 対ANT: ヴェンディ>KotR。ハンデス強い
 対Sneak: KotR≧ヴェンディ。先置きが強いのは両方。S&Tに合わせられるのはKotR
 対全知: ヴェンディ>KotR。ハンデス強い
 対GW: KotR≧ヴェンディ。ブロックされない飛行?相手にお見合いさせるP/T?
 対部族: KotR>ヴェンディ。ブロッカー大事

こうして見ると、ホント悩ましいな。
でも、裏を返せば特に勝ちたいデッキに対して有利が付く方を入れるしかない、ってとこかね。
つか、RUGみたいにKotR推しであったとしてもTNNが入ることで相性が変わるのであれば、そこは無視できるな。
そう考えると、比較軸はこのくらいに絞れる?

 対TNN: ヴェンディ≧KotR。ブロックされない飛行?ブロックせざるを得ないP/T?
 対BUG: ヴェンディ≧KotR。飛行強い
 対石鍛冶: KotR≧ヴェンディ。頭蓋を超えるP/T?装備品落とせるCIP?
 対Miracle: ヴェンディ>KotR。瞬速強い
 対ANT: ヴェンディ>KotR。ハンデス強い
 対Sneak: KotR≧ヴェンディ。先置きが強いのは両方。S&Tに合わせられるのはKotR
 対全知: ヴェンディ>KotR。ハンデス強い

見た感じ、ヴェンディ優勢っぽいんだけれど、対Sneakの側面ではKotRの方が明らかに有利なのが悩ましい。
サイドでSneakをカバーするようにすれば、ヴェンディ採用の方が落ち着くかなぁ。
白鳥の歌とか、良いカードあるしね。

コメント

rain
2013年11月29日18:11

TNNを削って3マナの対コンボを用意するのではなくて、TNNを4枚確保したうえで2マナや4マナを削って、そのスロットに対コンボを増やすんじゃダメなんでしょうか。

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